
1977年にマーティン・ミルズによってイギリスはロンドンに設立されたベガーズ・バンケット。この老舗インディーを母体とするベガーズ・グループは、いまやアメリカ、カナダ、ドイツ、そして日本など世界各国にオフィスを持ち、傘下に10以上のレーベルを抱える、世界最大のインディー・レーベルのネットワークを形成している。サブ・レーベルも含めるとその音楽性は王道的なロックやポップスはもちろん、チルアウトからレイヴ・ミュージック、パンクからエレクトロニカまで、あらゆるジャンルを網羅すると言えるだろう。
また、トリップホップで一世を風靡したMo' Waxや、アメリカのレーベルMatador、ステレオラブやマウス・オン・マーズで有名なToo Pure、ザ・スミスを輩出したRough Tradeなどのレーベルは、買収や吸収によってベガーズ・グループの一員となった。
決してコマーシャルとはいえない個性豊かなアーティストを、独自のマーケティングとブランド・パワーで世界のチャート上位に送りつづけている、そのクリエイティヴィティと実績において、多くのアーティストが憧れとリスペクトを寄せているキング・オブ・インディペンデント・レーベル。それがベガーズである。
2006年7月のトム・ヨーク『ジ・イレイザー』を第一弾リリースにスタートしたベガーズ・ジャパンはこのベガーズ・グループの日本支部で、XL Recordings、4AD(Beggars Banquet, Too Pure含む)、Matador Records、Rough Trade Recordsの4レーベルを束ねる。今後、続々と日本の音楽ファンにホットなリリースを届けていく。
ベガーズの30年に渡るヒストリーにおいて、音楽史に名を刻む素晴らしいアーティストがたくさんこのレーベルから誕生した。
ここでは、その中でも特に記憶に残るバンドをピックアップして紹介しよう!

