トゥー・ピュアは92年にロンドンで設立された。第一回発売はパティ・スミス以来の個性派女性シンガー・ソングライターとして話題を呼んだPJ・ハーヴェイだった。しかしトゥー・ピュアのレーベル・イメージを決定づけたのは現在でもレーベルの看板である
ステレオラブだろう。元マッカーシーのティム・ゲインによって結成されたステレオラブは、多彩かつマニアックな音楽要素を独自の毒のあるポップ・センスでキャッチーに聴かせる音楽性で、その後のポスト・ロックや音響系、あるいはエレクトロニカといったムーヴメントの先駆けとなった。その流れを受け、トゥー・ピュアはポスト・テクノ、ポスト・グランジの英国インディーズの先鋭的な動きを常に予見するような存在となった。ほかにフェイス・ヒーラーズ、ライカ、マウス・オン・マーズ、シーフィール、スカラといった個性的な面々がトゥー・ピュアの歴史を彩っている。
現在ではステレオラブのほか
エレクトリレーン、ロジャー・シスターズ、ヤング・ピープル、
フューチャー・オブ・ザ・レフトといったアーティストが在籍している。
2007年5月、
4ADのレーベル傘下に吸収される。